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2020.10.19

プロコムの仕事術 イラスト編その1

こんにちは!制作の久保です。
先日の前川さんによるロゴマークのお話に引き続き、今回はイラストについて

私からお話しさせていただこうと思います。

私たちプロコム北海道では様々な媒体で活躍させていただいておりますが、
その中でもイラストのお仕事も数多くいただいております。

 

ブログ用

 

「イラスト」ときくと、どういったものを想像されるでしょうか?
アニメや漫画のようなコミックイラスト、ゆるキャラのようなかわいらしいデフォルメイラスト、実写のようなリアルイラスト・・・きっとここに書ききれないくらいの種類があるかと思います。
イラストの見た目(タッチ)によって、見る人が受け取る印象はさまざまですよね。

 

では、「写真」と「イラスト」ではなにが違うのでしょうか?
写真やイラストを使ったパンフレットやカタログ等、様々な媒体があるかと思いますが、
それらをみたときの印象って差があるように感じられたことがありませんか?

 

 

写真が与える印象は、被写体のそのままの姿を映したものなので、物の正確な情報を伝えられるといった役割があり、映したもののそのままの雰囲気・リアルな印象を与えることができます。
車の広告や、お中元のカタログなどは、商品の正確な情報が伝わりやすい写真がメインになっていることが多いと思います。新車のかっこいい車体の見た目の雰囲気、お中元ギフトのおいしそうな雰囲気等のリアルなイメージが伝わりますよね。

 

 

では、イラストの与える印象とは?
イラストは、見た人の想像力で補われるため、見る人によっての好みがはっきりと分かれます。また、実在するもの・架空のもののモチーフを問わないため、表現の幅は無限にあると思います。写真のリアリティでは伝えきれないような、「わくわく」「どきどき」などといった抽象的な印象を与えることができます。
たとえば、携帯・電気などのサービスプランのイラストや、教科書などに乗っているイラストは文章を補足する役割があり、見た人がぱっとみて直感的に理解しやすい役割があります。
女性雑誌のカットイラストや子供向けの本の表紙、ポスターやチラシで使われるイラストなどは、見る対象の年齢層・ターゲットによってタッチを変えたり、媒体の内容を想像させられるイラストであったり等、見た人に与えたいイメージや印象を伝える役割があります。
こちらはデザイン的な役割もあると思います。

 

 

と、いうことで写真やイラストにはそれぞれ与える印象が違うというお話でした。
一言にイラストといっても、伝えたい内容によってイラストのタッチも様々あるということをお伝えいたしました。
だからこそ、イラストってとっても素敵で面白いと私個人は思っています!
わたしたちプロコム北海道は、イラストを用いてクライアントの表現したいイメージをお手伝いさせていただくこともできます。
制作事例はこちらから→https://procomh.co.jp/illustration/