2010.12.04
ノリシロ
出来ない事に対する言い訳を、一生懸命説明してくれる人がいる。
物事を実行する前から、
この場合は出来ません!
このケースの場合は無理です!
等々、
行動もしないうちから、出来ない理由を考えるのに時間を沢山費やすのだから、
必然的に出来なくなるし、万が一上手く物事が進んでも、
達成感よりも、疲れの方が多く残ってしまう。
何故、どうやったら出来るのかを考えるのに、
時間を費やさないのだろう?
もしくは、まずやってみようとしないのか?
世の中、完璧主義になりすぎているのだろうか?
失敗を責めたり、責任を取らせたり、
そんなに物事完璧に出来る人は、多く無いと思う。
最初から「こうじゃなきゃダメだ!」と形を決めつけてしまうと、
窮屈になるだけで、広がりが無くなってくるし
やっている事も楽しめなくなってくるから、
さらに良くなるためのプラスαの要素が見つかりずらくなる。
何事にも、少しノリシロ、があった方がいい。
その方が、思い切って物事に取り組むことができる。
全力で頑張っての多少の失敗は、勉強。
「まあ、とりあえずやるだけやってみて、ダメな時は、また考えましょう」
ノリシロがある人と仕事をすると、
気が付くとその人のためにも、全力を尽くしている。
ノリシロ=その人の懐の深さなのだろう。
多少失敗してもいいと思いながら物事に取り組む方が、
失敗の可能性は低いのかもしれない
出来る事にも理由はある。