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2011.02.07

ゆるぎないもの

小学生の頃から高校時代、二十代、三十代、そして今
振り返ると、その時その時代で、職業や仕事に対する考え方は、全く違う。
子供の頃は、将来への憧れ、早く大人になりたくて、でもコレと言って
どうしてもやりたい仕事は無かったように思う。
親からは、「安定した職業に就きなさい」とだけは言われていた。
二十歳前の頃は、エネルギーが満ちあふれ、坂本龍馬好きもあって、
何か、日本を変えるような仕事がしたい!と身の程も知らず。
大学卒業の時は、決まっていた内定先をお断りして、行き先が見えなかった。
とりあえず、働かなきゃ。。。と先輩のすすめで最初の就職をした。
20代の頃、仕事をしていても、夢中になれる何かが無いと虚しかった。
ぼんやりだが、その辺りで、いつか自分で会社を起こせたら。。と思い
30歳までには自分の力で生きていける、職種の仕事を見つけようと
思っていたのは確か。コレは、自立したいということ。
あらためて、働く意味は?仕事とは?会社とは?
色々な職種、会社が世の中には存在する。
単純に仕事ができて、お金が稼げれば良いという訳ではない。
自分にとって簡単に言えば、自己向上、学びの場。
辛くても、楽しくても、苦しくてもいい。
成長を感じることが出来ないと、働いている気がしない。
とりあえずは、おかげさまで働く事によって、
色々勉強ができて、色々な人に出会えた。
楽しい事も辛い事も沢山あったし、未だ癒えない傷もある。
自分の価値観の中で、正しいと思うルールや行動によって仕事ができて、
世の中に存在を認められるのであれば、こんな嬉しい事は無い。
これが、自律ということなのか。
あの頃の未来が、今。
コレから先は、人生で考えれば、
働く事をやめる時期もくるかもしれない。
社会の一員として生きていく中で、ゆるぎない目標って何なのだろう?
結局、人生の終わりまで人として大切なものを探し続けながら、
自己研鑽の修行は続くのだろう。